業界の現状

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現在パチンコ業界において、様々な規制が発表されています。私自身パチンコをするようになって20数年が経ちますが、これまでも規制はパチンコ、スロット共にありました。
ただ、私の記憶が確かなら、この規制パチンコとスロット交互に発表されていたような気がします。しかも規制があれば、その次に緩和が交互に行われていたと思います。
例えば、これも古い話ですが、パチンコで確変連チャン規制が過去にありました。それまでは確変突入率が50%で、上手くつながれば10連、20連としたものです。そこで発表された規制が連チャンリミット5連というものでした。これは確変が最大で5連続しか続かないようにという規制でした。打ち手としては面白みが半減してしまったのは否めません。
これによりパチンコ離れが進みました。それではまずいということでしばらくしてこの確変5回リミットは撤廃されていったのです。その代わりに賞球数の変更があったのがこの時だったと思います。(簡単に言えば、戻しの数が減ったということですね。)
スロットで言えば、かつての4号機 AT機やストック機などいわゆる連チャン機の撤廃。これが現在の5号機へとつながっていきました。
これも規制の1つですね。
パチンコやスロットはあくまで娯楽だという建前のため、できるだけ射幸心を煽らないことが求められています。ただ、そうは言ってもギャンブルです。お客様が何を求めているかは明白ですよね。
ただ、これも問題になっていますが、依存症の問題。これが進んで借金問題。かつてよく聞いた自己破産なんてこともありました。
娯楽とギャンブル。この狭間で揺れ動きながら、その時代のニーズに沿った機械規制によって成り立っている業界だともいうことができると思います。
ただ、現状を見てみますと、先に述べたような規制と緩和はありません。ここ最近は規制の連続です。
この1年の動きを見ても、パチンコマックス機の撤廃、スロットはAT機の設置比率規制や今後の主力機種となる5.9号機への移行。どれを見ても出玉性能を抑える目的の規制です。出玉が少ない=ヘビーユーザーは離れていく?可能性が高いですよね。また店舗側としても、なかなか見せ玉を演出することも難しくなってくる。店舗が一番苦労するのがここ一番で出て欲しい時に出てくれないもどかしさです。

設置比率規制と5.9号機

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ここからはタイトルにあるようにスロットの設置比率規制と5.9号機について述べていきたいと思います。
あくまで私自身の主観と、仕事柄パチンコ店の店長さんと話をする機会があり、そこで聞いた内容や印象をまとめたものだということをご了承ください。
まずは設置比率規制。現状5号機の括りの中で出玉性能が高いとされているAT機と呼ばれる機種の同一店舗内の設置比率規制です。私がよく耳にするのが年内で30%までに抑えるというものです。これも各都道府県、市町村などで差があるようです。これの行先はAT機の完全撤去だとは思うのですが、これはいつまでとかいう期限は何も出ていないそうです。ですから当面は30%への圧縮が優先されるのでしょう。
店舗からすれば頭の痛い話です。現在の主力機は言うまでもなくこのAT機です。現状発売されているAT機より出玉性能の劣るART機はなかなか稼働が上がらないということです。新台入替をしても、最新台よりも古いAT機にお客さんが座るのも納得ですよね。
次に5.9号機。これは今後発売されていく機種になります。ただ、出玉性能は圧倒的に下がります。AT機の規制後に出てきたART機。これを更に1回の出玉の塊に上限をつけて抑えた仕様だということです。
あるスロット専門店の店長さんがおっしゃってました『今後は新しい機械ほとんど買わなくなるよ。買ってもバラエティ対応くらい。』だそうです。
当然そうですよね。お客さんが喜ばない機種をたくさん設置しても誰も打ってくれない。それなら年内30%まで圧縮したAT機と現状のART機で勝負していくべきですよね。かつてのように新台入替のパワーがなくなった現在において、あえて新台を入れていかない営業方法も重要になってくるのかもしれません。
あとはこれまで述べてきませんでしたがAタイプ機の充実でしょうね。しかし、このAタイプ機も設置比率が難しいそうですね。多すぎてもダメ、少なくてもダメなんだそうです。
店舗の営業方針、顧客のニーズ、顧客の年齢層などいろいろ吟味して調整していかなければならないようです。
では、われわれ代理店としては何ができるのか。最後に述べていきたいと思います。

装飾の充実が今後の課題

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これまで、業界のこれまでの流れや、今後特にスロットではどうなっていくのかを述べてきました。
ここでは我々代理店が皆さんへ提案したい内容を述べていきたいと思います。
今後のスロットの流れとしては現在よりも出玉性能が高い機種が出てくる可能性はかなり低いと思われます。(これは規制の緩和や、現行の規制を上手くかいくぐった出玉の出し方などをメーカーさんが発見したときは別ですが。)
先にも述べたように5.9号機はあまり買わない。ただ、何も新しい機種を導入しないということは店内構成がマンネリ化する危険性がありますので、少台数の導入でバラエティコーナー等への設置がメインとなってくるのではないかと思います。
機械でお客さんを呼ぶことに限界が来ているのです。今後は現状設置してある店舗のメイン機種の底上げを徹底的に行ってください。
これからはこれまでほど新しい機械を導入することが少なくなると思われます。そうなると機械代がこれまでほどかからなくなるメリットがあります。これを店舗の利益として充足することも大事ですが、イチオシ機種のアピールを徹底的に行ってください。
店内に入った時にどの機種に力が入っているのか。これは常連客以外の方が店舗に入ってきた時に重要な指針になります。あまり店舗のことを知らないお客さんに対してのアピールや導線強化は必須です。

ハンソク技として

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最後に我々がお手伝いできることは店舗装飾です。これはアミューズメントという業界特有の『非日常の演出』という役割を担ってると考えています。店舗に入った時にお客さんが『楽しい』、『ワクワクする』といった感情を持っていただけたら最高だと感じます。常日頃のストレスから開放していただきたい、こんな考えがあります。
逆に今ならこういった店舗装飾の充実が図れるのではないでしょうか?
これまで躊躇していた装飾の費用も、機械代がかからなくなるであろう今後には捻出可能になるのではないでしょうか。ハンソク技では多種多様な装飾を集めています。近隣店舗と同じ装飾品を飾るのが嫌という方には完全オリジナルの装飾も提案いたします。(過去の事例では店舗オリジナルのオブジェなどが有効です。)
店舗の印象を変えることは簡単です。既存の装飾品でも、型の変化、色の変化、設置場所の変化、これらによって一気に印象は変わります。
悲観することばかりでは何も始まりません。逆転の発想で、今何ができるのか考えることが重要なのです。
この業界に従事してかれこれ十数年経ちます。いろいろな状況を目の当たりにしてきました。お客さんの喜ぶ顔をみるのはいいですよね。仮に勝負には負けたとしても笑顔で帰っていただき、また明日も来ていただける。こんな毎日が演出できるよう我々も尽力していきます。