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装飾の定番といえばフラッグ

島上装飾、コース装飾の定番の1つにフラッグがあります。10年前も、現在も型はいろいろなタイプが生まれていますが、装飾の1つとして欠かせないアイテムです。
では、何故フラッグは欠かせないアイテムの1つになったのでしょうか?
最大の理由は安価で、手軽で、扱いやすい。取り付け、取り替えも簡単で、デザインを変えるだけで一気にコースの印象を変えることができるからです。
数年前、まだ出玉イベントが一般的だった当時、その日、その日のイベント内容の三角フラッグを全館全て変えたりした店舗も多かったと思います。私自身経験があり、覚えていますが、例えば「海物語」のイベントなら青いフラッグが並び、「花の慶次」のイベントなら赤いフラッグが並んだりしていました。
これって、本当にお客様に対する訴求力が高くて、色のイメージで、機種を連想させ、当該機種へと誘導して行きました。
現在ではおすすめ機種のアピールだけでも大変なのに、かつては簡単にアピールが可能だったんですね。

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フラッグの変遷

ここでフラッグの移り変わりについて。
フラッグも現在に至るまで、様々な型変化、素材変化を繰り返してきました。
型で言うと、基本は三角、ここからサイズの変化が現れました。よく言われるのが一般的なサイズである500角、その上の700角、特大サイズなどと言われた900角が多かったと思います。
次に型のバリエーションです。

定番の三角に対しての言葉だと思うのですが、変形と言われるものが出てきました。
円形、長方形、ダイヤ型、ウェーブ型、その他店舗オリジナルの型など。そしてアックス。
これまでは三角という限られた中で、デザインの違いで、差別化を図ってきましたが、フラッグの型自体に変化を加えて、デザイン+型のバリエーションでより差別化できるようになりました。
この型の変化によって、見る側への訴求力が大幅に変わってきました。
1度試していただきたいのですが、同じデザインでも型をいくつか変えてプリントした場合、その見え方は大きく異なります。
それだけ型というものは装飾をは作るにあたって重要な役割を担っているのです。

もう1つ変遷という言葉でまとめるなら素材(メディア)の変化でしょうか?
一般的なフラッグの素材はポンジが圧倒的に多いです。これはのぼりなどでよく使われている素材で、安価で軽く、風になびきやすいという特徴を持っています。この「風になびく」。これが非常に重要です。話は少し変わりますが、のぼりによくこのポンジが使われるのはこの利点によるところが大きいのです。屋外で使われるのぼり。その目的は当然屋外を歩いている方、車に乗っている方をターゲットにします。このなびくという動きによって、人は動くものに対して注視する特性があり、その効果を発揮しているのです。
しかしながら1つデメリットを挙げるなら、片面印刷+透け感になるのでしょうか。
ポンジはその素材の特性上反対面から見ると文字が反転してしまいます。これをなんとかしようということで使われた素材が両面の遮光ツイルやスエードです。こちらは完全に両面から文字が読めるように遮光素材を貼り合わせたものです。
どちらが良いのかというご指摘を過去に何度か頂いたことがありますが、これは用途によって使い分けるべきでしょう。
・ポンジ 安価・片面印刷・透け感・軽量・発色は薄い。
・両面  ポンジと比べて高価・両面印刷・全く透けない・重い・発色は濃い。
比較するとこんな感じでしょうか。

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アックスフラッグの魅力

最後に本題であるアックスフラッグについて。
ここ1,2年で私が最も伸びたのではないかと感じているのがこのアックスフラッグです。
これまでの変形フラッグはちょっとした部分的なコーナー作りや少し奇をてらった時などに使われることがほとんどでしたが、アックスフラッグは店舗によっては定番化している場合もあります。
リピート率も圧倒的に多くなっています。
アックスフラッグは変形の括りに変わりはないのですが、その形状が割と多くの店舗に受け入れられたのではないかと思います。
型だけ見れば三角と比べて勢いのある雰囲気を出せますし、パチンコ・スロットの射幸性を表現するのに適しているのではないかと考えます。
かと言って、マイルドなゲーム性や、コンテンツ全てに当てはめるわけには行きませんが。
最近の感想としては、低貸しなどには三角フラッグや丸型フラッグ、主力となりうる機種にはアックスを用いて力強さを表現されている場合がほとんどです。
店舗運営において、装飾は切っても切れない存在です。機種構成、地域性、近隣競合店など、この辺りを踏まえた上での装飾を考える必要がありますが、まだ導入されていない店舗では一部のコーナー作りに使ってみるのも手かもしれません。
きっとこれまでと違う見え方があると思います。
そこからお客様へのアピールとして店内誘導などに役立てていかれたら面白いのではないかと思います。